本日のドル円ワンポイント

2016年06月01日

TSR: 110円90銭

本日の予想レンジ: 110円35銭-111円35銭
前日の実績レンジ: 110円50銭-111円35銭

 ポンドのEC離脱懸念が再燃、米国の経済指標の悪化、オペックでの減産合意の困難性などから再び世界経済の先行きに不安感が出てきたことにより、世界的に株価が下落した。これによって日本の株価の上昇、円安ムードは一服しそうだ。

 米国10年債利回りは1.851%と+0.016pts up。2年債利回りは0.883%と-0.044pts down。NYダウは$17,787.20と-$86.02 down 。米ドル指数は95.83と +0.11 up。

 個人投資家のドル円のポジションは、110円71銭時点でドルの買い持ちは30%と14% up、EURJPYは123.23時点でユーロの買い持ちは65%と1% down。

週刊外国為替情報

2016年05月30日

マーケットサマリー: 米1-3月期GDP改定値前期比年率+0.8%、米1-3月期個人消費改定値前期比年率+1.9%ともに予想以下であったが、数値は改善していることに変わりはなく、イエレン議長の先週末の講演で早期利上げに前向きな発言が改めてあったことと、安倍晋三首相が28日夜、2017年4月に予定する消費税率10%への引き上げを、19年10月まで2年半先送りする意向を政府・与党幹部に伝えたというニュースは、貯金の日経平均株価や円安傾向を後押しする動きとなっている。レンジはより円安に修正されつつあるようだ。

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永山卓矢の市況取材ノート

2016年05月19日

米国の主導権の変遷から見る政策の変化と今後の展望

  • 米国の通貨・金融政策が3月以降、FRBがハト派的な姿勢を示したり、財務省も日本に対して円安の進行や日銀の追加緩和策を容認しなくなるなど姿勢に変化が見られる。
  • その背景には、中国で習近平国家主席の権力基盤の動揺から構造改革路線が5カ年計画に盛り込まれたことでCFR系が主導権を握ったことがあるが、あくまでも一時的な動き。
  • 当面は日本での参院選や6月FOMCでの利上げ見通しから円安・株高含みになりやすいが、それ以降はFRBがタカ派的な路線に回帰することでリスク回避が再燃へ。

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担当: 永山卓矢

岡藤商事出身。 一貫して商品先物会社の調査部門に勤務し、マクロ経済分析による商品・株式の市況分析を中心に取り組む。 2001年、独立しナリッジ・クリエイション代表に就任。 独自情報を基に政治・経済・金融・市況分析を手掛ける。

Ex-Citi Traders Club

かつてシティバンク、エヌ・エイ東京支店に在籍した外国為替市場、マネーマーケットのディーラーが、プロフェッショナル精通分野について個人の皆様にも分かりやすく解説いたします。

金融経済評論

2015年01月07日

アベノミクスは「花見酒」の経済?

 古典落語の中に「花見酒」という演題がある。八つぁんと熊つぁんが、向島で花見客に酒を売ってひと儲けしようと、酒を入れた酒樽を二人で担いで運ぶ。その途中、酒が飲みたくなった八つぁんが自分の所持金四十文を熊つぁんに払って酒を一杯やる。 もらった熊つぁんも急に飲みたくなり、その四十文を八つぁんに払って一杯、すると八つぁんがまたその金を熊つぁんに払ってもう一杯…。それを繰り返して、向島に 着いた頃には二人はすっかり酔っ払って酒樽の酒がなくなっていた。

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担当: 板垣哲史

弊社代表取締役社長。外資系金融機関の国際金融部門において23年間に亘り国際金融市場の最先端で研鑽を積んだ。在日外国金融機関を主たる顧客とし、最新の金融市場情報の提供、そして外国銀行・本邦銀行に勤める専門職の銀行員の再教育を主たるビジネスとする一方、そのグローバルな視野と米国流経営の実体験の中から、海外企業の対日戦略アドバイス、最先端のベンチャー企業育成のコンサルタント、中堅企業のリエンジニアラーでもあり、国際金融情勢及び特に為替市場の分析で講演活動もしている。

市場に向かうディラーの心理、一般には伝わりにくいマーケットの実態についての解説は高い評価を受けている。