本日のドル円ワンポイント

2016年07月22日

TSR: 106円40銭

本日の予想レンジ: 105円75銭-107円05銭
前日の実績レンジ: 107円49銭-105円42銭 (NY終値105円83銭)

 前日黒田総裁の不用意な発言で突然円が買われたが、ドルの回復は鈍い。ユーロ圏の7月消費者信頼感指数速報値は-7.9と、厳しい数値だったが、市場予想‐8.0は上回ったことで、ユーロがドルに対して強含みとなった。米国では経済指標の発表の結果はまちまちだったが、米債券利回りが下がり、ダウ平均が反落したために、一服した展開となった。まだレンジ相場続行か。

 個人投資家のドル円のポジションは、107円09銭時点でドルの買い持ちは9%と75% down、EURJPYは117.90時点でユーロの買い持ちは6%と16% down。

  終値 前日比 高値 安値
米国2年債利回り(%) 0.68 -0.03 0.73 0.68
米国10年債利回り(%) 1.55 -0.03 1.63 1.55
NYダウ30種平均 18517.23 -77.80   18590.44 18469.67
EUR/USD 1.1025 +0.0010   1.1060 1.0980
EUR/JPY 116.68 -1.05   118.47 116.15
米ドル指数 96.90 -0.30   97.21 96.73
原油先物 44.75 -1.00   46.09 44.52
金先物 1331.0 +11.7   1334.0 1310.7

週刊外国為替情報

2016年07月19日

マーケットサマリー: 先週は、意外と早くイギリスの次期首相が決まり、一つの先行きに対する不安感が軽減したことと、米国の経済指標が順調であること、日本の財政出動に対する期待などから、ヨーロッパ通貨の巻き戻しが、予想より早いピッチで進んできた。しかしながらテロ事件の頻発や、トルコのクーデター未遂事件など、不安定感は継続していることから、今なお警戒を要する状況である事もあり、円安傾向もこの先はやや頭が重い展開か。

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永山卓矢の市況取材ノート

2016年07月21日

経済対策をめぐる動きとヘリマネ政策導入論の背景について

  • 米国は財政出動政策を伴う追加量的緩和策の実施は認めており、今秋に大型経済対策が正式に決定し、臨時国会で補正予算が策定され、日銀もそれに応じて動くのが既定路線に。
  • 日銀は出口に関する議論を封印しているのでヘリマネ政策は実質的には既に行われており、前FRB議長の来日は既定路線の確認の意味合いが強い。

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担当: 永山卓矢

岡藤商事出身。 一貫して商品先物会社の調査部門に勤務し、マクロ経済分析による商品・株式の市況分析を中心に取り組む。 2001年、独立しナリッジ・クリエイション代表に就任。 独自情報を基に政治・経済・金融・市況分析を手掛ける。

Ex-Citi Traders Club

かつてシティバンク、エヌ・エイ東京支店に在籍した外国為替市場、マネーマーケットのディーラーが、プロフェッショナル精通分野について個人の皆様にも分かりやすく解説いたします。

金融経済評論

2015年01月07日

アベノミクスは「花見酒」の経済?

 古典落語の中に「花見酒」という演題がある。八つぁんと熊つぁんが、向島で花見客に酒を売ってひと儲けしようと、酒を入れた酒樽を二人で担いで運ぶ。その途中、酒が飲みたくなった八つぁんが自分の所持金四十文を熊つぁんに払って酒を一杯やる。 もらった熊つぁんも急に飲みたくなり、その四十文を八つぁんに払って一杯、すると八つぁんがまたその金を熊つぁんに払ってもう一杯…。それを繰り返して、向島に 着いた頃には二人はすっかり酔っ払って酒樽の酒がなくなっていた。

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担当: 板垣哲史

弊社代表取締役社長。外資系金融機関の国際金融部門において23年間に亘り国際金融市場の最先端で研鑽を積んだ。在日外国金融機関を主たる顧客とし、最新の金融市場情報の提供、そして外国銀行・本邦銀行に勤める専門職の銀行員の再教育を主たるビジネスとする一方、そのグローバルな視野と米国流経営の実体験の中から、海外企業の対日戦略アドバイス、最先端のベンチャー企業育成のコンサルタント、中堅企業のリエンジニアラーでもあり、国際金融情勢及び特に為替市場の分析で講演活動もしている。

市場に向かうディラーの心理、一般には伝わりにくいマーケットの実態についての解説は高い評価を受けている。